人間たちがほんとうに「親族を形成したくない」と思い始めたら、それはもう人間集団である条件を失っている。
何かうごめいているものがそこにいたとしても、それもう人間ではない。
だから、今起きているのは、「親族を形成したくない」という集団解体めざす流れではなく、「子供の数を減らす」ことが集団の維持にとって必要だという判断に基づいた行動である。