「マーケットを巨大化し続ける」ために資本主義は個体の差を消滅させるということに全力を尽くしてきた。
その結果、同一種の個体数が増えすぎて、「喰う成魚」と「喰われる幼魚」の間の残酷で血腥い「格差」が生じたのである。
少子化対策と称して「子供を産んだら金をやる」というかたちの利益誘導をするということは、要するにその施策を企画している当の本人たちが「子供はいずれ金になる」と思っているということを露呈している。